各地区等からのお知らせ

22/08/31

日本PTA全国研究大会山形大会

会長の菊川です。

8月26日27日で開催されました、日本PTA全国研究大会山形大会に参加してまいりました。

昨年度は北九州にて完全オンラインの形式で開催されましたが、本年度は3年ぶりに対面での開催であります。

【人とひとの繋がりを体感しよう!~あがらっしゃい精神の山形から~】とテーマを掲げ、互いを知り互いを思いやり繋がりを大切にしていこうと全国各地から多くの会員皆様が山形を訪れました。

本研究大会にあたり山形PTAの多くの皆さんが想いと熱量を感じた素晴らしい大会であったと感じられました。実行委員の皆様、スタッフの皆様本当にありがとうございました。

さて、26日は山形全域に分散し8つの分科会と2つの特別分科会が行われました。

今回は特別第2分科会に参加をし、「メディア・リテラシー育成における学校教育と家庭教育の役割」と題し信州大学教育学部准教授:佐藤和紀様よりご講演をいただき、学ばせていただきました。

人口減少が進むこの国でこれからの子どもたちに必要な力は何か?

今現在ではなく、30年後の私たちはどんな力を身に付けていればいいのか?

今ある職業が子どもたちが大人になった時にどれだけ残っているだろうか?

もっと自分達の将来について自らがプレゼンをし未来の自分を想像する時間も必要である。

等など・・・・。

主体的・対話的で深い学びの実現に向け、人それぞれに合った情報をいかにカスタマイズしICT等を駆使しながら情報活用能力を育成ずるべしとの助言がありました。現在の授業形態をより充実したものにするべく、クラウド等を活用し個々の学びの情報を集約したり、欠席時もその中から学びを保証できる取組をどんどん進めるべきと提案もありました。

また、私たち大人がメディア等を理解しなければ、子どもたちが今行っている日々の行動も理解はできない。だからこそ、互いに活用や使用についてスタンスを知る必要があるともお話しされました。

多くのツールが存在するなかでどう活用できるかは、いかに情報を知り、拾い上げる力がこれからの社会ではなく、もうすでにその競争は始まっている。いかに早くそれに気づき実践していくかが鍵となるというお話しもありました。

ICTを活用した授業や家庭での学びについてはまだまだ始まったばかりで地域や学校においても大きな差があるとは思いますが、行政そして私たち保護者も含め子どもたちと一緒に学んでいくことの大切さを再認識した時間となりました。

長文になってしまいましたので、全大会は別枠で報告いたします。

※開催日:令和4年8月26日 開催場所:やまぎん県民ホール

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