道P連役員のつぶやき
24/08/29
第10回夜間中学等に関する協議会
副会長の廣瀬です
8月27日夜間中学等に関する協議会に昨年に続き出席しました。
夜間中学校、あまり聞いたことのない学校。昼間学校に通えない子どもたちのための学びの場だと思っていました。実は発足されたのは、戦争や貧困で学校に通えなかった方や、日本で生活する外国人のための学びの場として作られた学校なんです。
令和6年4月現在、全国に53校あり、令和7年度には62校に、令和8年度には68校に。
そして今後5年計画で、全ての都道府県と指定都市に少なくとも各1校が設置されることを目指して取り組んでいるそうです。
現53校のうち、一番と言われているのが、北海道に唯一学校生徒数113名の札幌市立星友館中学校ということですが、北海道全域から考えるとまだまだ現実的ではないのでしょうね。
今課題とされているのが、昔は50〜80代が多かった生徒数が今は10〜20代が急増してきていて、その原因が、いじめ等の不登校の子どもたちが多いようです。
子どもたちは減っているのに、いじめや不登校が増えている現在、夜間中学校だけでなく、フリースクールなどの、国だけでなく官民が協力して、子どもたちに学びの場の提供をしていかないとならないですね。